昨日の午後3時、東京芸術劇場小ホール2にて、「からだのキモチ」の公演が無事に行われた。
30分というのは、あっという間の時間だというのを、思い知らされたが、その反面、とても濃密な時間にもなり得るというのを改めて体感する事ができた。
振付を担当した岩渕さんと太田さんは、舞台には上がらず、俺のみ子ども達と同じ舞台に上がる。これが子ども達にとって、俺の存在を不思議なものにさせていた様で、自分としても、この位置をとても楽しめたのだ。
14時半に開場して、45分を回って6割ほどの客席のうまり具合だったが、開演時には、ほぼ満員になっていた。200席あまりの席がうまっているので、舞台に注がれる視線のエネルギーは、あたたかいものであっても、相当なものになるはずだ。
スタンバイする前に、子ども達の楽屋に行って、「頑張ろうぜ!」と声をかけると、「亥士さんも頑張ってね!」と声がかえってきた。ちょっと、不思議な気分だが、まあ楽しい気分ではある。
そんなやりとりの後、俺のジンベソロから舞台は始まった。暗転になって、いきなり赤ちゃんが泣き始めるではないか・・・・
どんな状況になっても、やる事はやらなければならない!赤ちゃんの鳴き声と、ジンベの音とで少し様子をはかってみる。こういう時は、無理押しは最悪の結果をもたらす可能性があるので、強くも優しい音を心がけ、丁寧に音を創ってみると、時間にしたら30秒弱ほどだったろうか、見事に泣き止んでくれ、ありがたかったなあ。
ジンベソロが終わり、子ども達の「はじめのいーーーっぽ!」というかけ声で、ステージになだれ込んでくるという構成。今回の構成で、「だるまさんが転んだ」が軸になって展開していく。
ステージでの作品発表になるので、お客さんからの見え方や、動きの展開など、結構キッチリ決めて進行していく。そして、一人一人の良い部分にスポットが当てられ、それぞれの子どもが生き生きして舞台が進行していく。なかなか見ごたえのある舞台だったのではないだろうか!
自分としても、今回の作品つくりに参加できて、とても得るものがあり、良い経験ができた様に思う。他のアーティストとの共同作業も、なかなか面白いもんである。
ご来場いただいた皆さん、どうもありがとうございました。